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愛媛県では、既に(財)愛媛県中小企業情報センターにてホームページ画面が作られており、愛媛県の施策、経済・産業のプロフィール、企業に関する情報を提供している。これらとの接続機能を持たせることによって、松山地域における港湾・貿易に関する情報だけでなく、松山・愛媛県のさまざまな情報を提供することができる。
(3)集荷圏の拡大
?.交通網の整備による背後圏の拡大
西瀬戸の各港とともにコンテナ化を実現している。それぞれの集荷圏は一部では重複している。各港の整備競争のなか、優位性を確立し、それを維持し続けることは容易でない。
また、四国地域内における物流拠点も、坂出地区、あるいは中四国の交通網がクロスする本州側の岡山等にシフトしている。
このような状況の中にあって松山が国際物流拠点としての機能を向上していくには、松山港だけでなく、松山空港、松山自動車道、地域高規格道路松山港伊予線、西瀬戸自動車道のインフラ整備が急がれる。
また、本州四国連絡橋尾道今治ルート(瀬戸内しまなみ海道)は中国と四国の間の物流を促進するもので、内航航路との競合関係にあるとも言えるが、輸送特性は異なっているため、すみわけは可能であり、その活用が望まれる。

 

 

 

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